2019.6.2 4年生大会 VS 東勝ファイターズ さん

平成31年第7回4年生大会、応援に来て下さった父兄の皆様、チームスタッフの皆様、応援、激励ありがとうございました。9人ギリギリのなか、考えようによっては少数精鋭!朝からしっかりアップをして準備万端です。先攻後攻のじゃんけんも強気の先攻!勝利のみを考えて、まっすぐに進みます。

先攻BJ。先頭バッターはN峰。「さあ、先頭バッター頼むぞ!チャンスを作ってくれよ!」そんなフレーズが浮かんだかと思った瞬間、「ガツン!」交通事故のような激突の瞬間、打球は三遊間を勢いよく抜ける打球がレフトを襲います。「お~!」打球はレフトを抜けて後方へ転々としています。セカンドを回るN峰。打球はまだ帰ってきません。「本来なら塁に残って攻撃の雰囲気を作りながら、じわじわと攻めていきたいところですが、贅沢は言えません。「帰ってこい!」三塁を回ってホームイン!1点を先制します。「これは流れがくるか~!」
2番Y桃。1ボール2ストライクからの打球はサードゴロで1アウト。続く3番M大。BJのスーパーカートリオ!(古いか?)その中でも元気一番、期待の選手です!ここは出塁してチャンスを作ってほしいところ。3ボール1ストライクからじっくりと見逃しフォアボール。「来たよ!来た来た!」チャンスの神様が扉を押します。もうここは一気に畳みかけたいところ。
4番H遠。チャンスを広げてほしいところ。初球に盗塁を決めるM大。1アウトランナー2塁。2ボール1ストライクの後、相手バッテリーワイルドピッチにてM大3塁へ進塁。3ボール1ストライクからぐっと我慢でフォアボール。1アウト1,3塁。続く5番R生。当たれば一発のある力のあるバッターです。「いけ~!いくしかない!」期待を込めた初球、「バキッ!」気迫の死球!
キターーーーーー!(これまたちょっと古いか?)1アウト満塁です。痛みをこらえて1塁へ向かうR生。「頑張ったよ~」心の中で声をかけつつ、1塁へと送り出します。続くは、6番S太。初球を空振り。「いいじゃないか~積極的に行こうよ~」がしかし、相手ピッチャーも制球に苦しみフォアボール。押し出しで、M大生還。2点先攻。引き続き1アウト満塁。チャンスは続きます。「さあこれは大量得点か?」続くは7番H晄。タイミングをとるのがうまい期待の選手。「さあ、頼んだぞ!」1ボール2ストライクまで粘ります。「お~もう少しだよ。とらえてしまえ!」期待も届かず三振。2アウト満塁。まだチャンスは続きます。続くはK誠。ここは何かが起こる予感。空振りの1ストライク。「いいぞ~振らなきゃヒットも打てないよ~1本ほしい!」その2球目、ワイルドピッチでボールはネットへ。「1点追加か!」と思うも、運悪くネットにあたりキャッチャーの手元へ、3塁ランナーH遠果敢に攻める攻撃的走塁も、タッチアウト!1回の攻撃が終了します。2-0。

1回裏、先発はN峰。ピッチング練習の時から気になりましたが、どうも制球が定まりません。「マズイ!やってしまうのか?」嫌な予感がします。予感的中…。先頭バッターをあっさりとフォアボール。続く2番バッターの間に盗塁、ワイルドピッチ、パスボールであっという間に1点献上。「おいおいまだ二人目だよ~そんな簡単に点あげちゃっていいの?」結局2番バッターもフォアボール。続く3番バッターの間に2盗、3盗を決められあっという間に3塁へ。結局このバッターもフォアボール。ノーアウト1塁、3塁。続く4番バッターの間に2盗を決められ
ノーアウト2,3塁。4番バッターもフォアボール。ノーアウト満塁です。「2点取ったのに、簡単に相手にチャンスを与えちゃって、これ流れが相手に行っちゃうパターンじゃないの!」
続く5番バッターの初球、「カツーン!」打球はセカンドへ。捕球かなわずファースト転送!時すでに遅し!2者生還。2-3。更に6番バッター1ストライクの後の2球目、「カキーン」レフト前ヒット。1人生還。2-4となります。その後7番、8番、9番を三振に取り、1回裏攻撃の終了。2-4で切り抜けます。1回で打者9人。今大会から投手の球数制限のルールが採用され、低学年は60球で投手交代となります。1回終了で36球。「投げすぎだな…」

2回表、BJの攻撃。先頭は先ほどランナーアウトで打ち直しの、8番K誠。ボールをよく選んでフォアボール。チャンスを作ります。続くは9番K樹。最近の練習ではバッティングのコツをつかみ始め、期待の持てるところ。初球にK誠盗塁するも、相手キャッチャーの送球に阻まれタッチアウト。1アウト。K樹、2ボール2ストライク。「勝負だ!」がしかし、見逃しの三振。2アウトランナー無し。先頭に帰って、N峰。3ボール2ストライクまで粘ってフォアボール。2アウトランナー1塁。2番Y桃。すかさずN峰盗塁。2盗、3盗。2アウト3塁。Y桃もファールで粘って2ボール2ストライク。しぶとく粘るも最後は空振りの三振。0点で攻撃を終了します。2-4

まだまだ追撃圏内です。「ここで無駄な点はあげちゃだめよ~」と思うも、そんな甘い考えは通用するわけもなく。1番バッターをまたもフォアボール。初球に2盗。がしかし、キャッチャーの送球が逸れ、なおかつセンターも後逸。外野を転々として生還。1点献上。2-5。「ここはセンター、バックアップして欲しかったなー」と思うも、2番、3番を三振。2アウト。さてこれで落ち着くかと思うもつかの間、死球を与えて2アウト1塁。牽制球を投げるも1塁後逸。2アウト2塁。2ストライク追い込むも、ワイルドピッチの連続であっさり生還。2-6。
2アウトランナー無し。ここらで60球を迎えるところ。2ボール2ストライクその後も制球定まらずフォアボール。ここでピッチャー交代。満を持してY桃の登板です。投球練習ではバッチリ。「投手起用の順番をまちがえたかな?」と思うくらいのまとまり方。「これは締まるかな?」甘い…甘かった。無理もない。大会で、バッターの立つ状況。しかも満塁。プレッシャーのかかる場面。6番、7番、8番、9番、1番と5連続四死球。2-9。2アウト満塁で続く2番バッター。3ボール2ストライクまでいきながら空振り三振。2回裏終了。2-9

3回BJの攻撃。3番M大。3ボール2ストライクまで粘り、1打席目に次ぐフォアボール。よくボールが見えています。ノーアウト1塁。続く4番H遠の場面。M大期待に応えて、2盗、3盗。「よく走ってくれました!さあ点数を取り返して逆転だ!」3ボール2ストライクと粘ります。続く6球目。やや高めのボールを見逃し三振。続く5番R生。2ボール2ストライクから空振り三振。
3塁ランナーのM大は身動きが取れません。2アウト3塁。確率から言えばこの状況からの得点は非常に低い。しかしそこは少年野球の摩訶不思議なところ。奇跡の得点を願って期待をかけます。続く6番S太。あっさりと2球見逃して2ストライク。「たのむよ~何とかしてくれよ!」期待を寄せるも、思いはかなわず3球目を強振。バットは空を切ります。2-9

3回相手の攻撃。3番打者をファールボールを挟んでフォアボール。あっさりと出塁を許します。続く4番打者。初球ボールの後、鋭く振った打球はライト線を抜けるクリーンヒット。ライトの脇を抜けてボールは転々としています。ここで2塁手は茫然と打球を見ています。「え~!中継でしょう!走って、走って!」と思いながら、2塁手に中継を促します。しかし、思いもボールもつながらず、ホームイン。2点献上、2-11。ここでコールドゲーム。球審のゲームセットのコールがかかりました。2-11、敗戦です。

今回の目標はサインをしっかり見てプレイすること。それから状況を判断して走塁すること。サインや走塁はうまくいかないところもありましたが、目標に向かってプレイしようとするところは見えていたと思います。むしろ、今回の大きな敗因は投手陣の制球の差が出ていたように思われます。練習と試合では状況も違いますし、何よりも心が動きます。ランナーも動きます。その中で普段の力を出すためには、練習の時から集中してピッチング練習をすること。また、日ごろの練習量が大きく影響します。野球は打つ、守るといったパフォーマンスがありますが、最終的には相手よりどれだけ多く点を取ったか。どれだけ点をやらずに試合を進めるかが、勝ち負けの分れ目となります。四死球が多いというのは、それだけで相手に得点を許す状況を作り出してしまいます。投手陣についての課題です。攻撃においては、三振が多く、バットにボールが当たらなければチャンスは作れません。点が取れないということです。ボールが前に飛ばなければ、何も起こりません。自宅での練習も大事ですが、練習の段階でどうすればバットがボールに当たるのか?ボールをしっかりとらえることが出来るのか?ボールをしっかりみて打ち抜く!という意識が大切です。とはいえ4年生大会。まだまだ選手のキャリアは始まったばかり。今後は北地区大会もあります。各選手が自分の課題を認識して練習に取り組めばまだまだ上達の機会はたくさんあります。選手それぞれの技術が上がれば、チーム力は上がり、勝利へと近づきます。意識を高く持って最高のプレイヤーを目指そう!目の前のボールに全力でプレイしよう!君たちは光り輝く原石だ!さあドンドン行こう!

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